【中小企業診断士】FP1級の成功体験が仇に!? 7科目一発勝負と「記憶喪失」の無限ループに悩む50代

中小企業診断士挑戦記

こんにちは!53歳、未経験から中小企業診断士合格を目指して日々奮闘中の50代おじさんです。

前回は「財務・会計の計算問題にスタディング(デジタル)の画面上で書き込めない!」と絶望し、紙の手帳やノートを駆使してなんとか食らいついているお話をしました。

現在、その「財務・会計」もなんとか全体の3分の2くらいまで進んできました。動画を見て、ノートに書き出して、ヒィヒィ言いながら問題と格闘しています。しかしここに来て、「勉強のペース配分」と迷走に陥りました。

CFP・FP1級は「1科目集中」のチートモードだった

私は過去問の鬼周回でFP1級とCFPを取得しています。しかし、今の中小企業診断士の勉強の苦しさを味わうと、CFPも難しい試験ですが、1科目ずつ合格を勝ち取るというのは楽だったと思えてなりません。

FP1級を取得する前段階であるCFPは、全部で6科目ありますが、「1度合格した科目は永久に有効」という神のようなシステムでした。 そのため、私は毎年1〜2科目ずつ受験し、その時は「その1科目だけに全集中」すればよかったのです。自分のペースでゆっくり、着実にクリアしていくことができました。

さらに、FP1級(FP協会)の実技試験に至っては、毎年発売される対策過去問集を数回ぐるぐると回せば、驚くほど簡単に合格できました。私の肌感覚では、「過去問を5回まわす(もちろん全部ではなく、理解できなかったところだけを記憶に定着させる)」だけで、ほぼ合格ラインに到達できたのです。

中小企業診断士の絶望。7科目「一発勝負」の重圧

一方、中小企業診断士はどうでしょう。 一次試験は「7科目」。しかも、これらを「一発の試験」で合格点に持っていかなければなりません(科目合格制度はありますが、基本はストレートを狙う人が多いはずです)。

覚える量と試験範囲が、FPの時とは比べ物にならないほど半端ないのです。

ここで発生するのが、恐怖の「記憶喪失ループ」です。

  1. 新しい科目を進める(今は財務・会計)。
  2. その間、前にやった科目(企業経営理論など)には触れられない。
  3. 見事に、過去にやった科目の内容を綺麗さっぱり忘れる。

「えっと、この単語なんだっけ…? 完全に初対面なんですけど…」と、自分が解いたはずの過去問の前で呆然とする日々。復習の回数を増やせば、今度は新しい科目が一向に先に進みません。「進むべきか、戻るべきか」、このジレンマで完全にペースを乱されています。

「とりあえず1周終わらせる」戦略への恐怖

資格試験のセオリーとして、よく「完璧を目指さず、まずは全体を1回終わらせろ」と言われます。

頭では分かっています。しかし、50代の衰えゆく脳みそにとっては、これがまた怖いのです。 もし「とりあえず1周」を優先して、前にやった科目の記憶が完全にゼロ(喪失状態)になってしまった場合、その死んだ記憶をもう一度復活させるのに、初回と同等かそれ以上の莫大な労力を要する気がしてならないのです。

「完全に忘れる前に復習したい」 「でも早く全科目を一巡させたい」

あちらを立てればこちらが立たず。複数科目を同時に、あるいは絶妙なバランスで回していく難しさを痛感しています。

50代おじさん、自分なりの「最適解」を探す旅へ

結局のところ、FP1級の時の「1科目集中・過去問5周」という成功体験は一旦捨てて、中小企業診断士の7科目一発勝負に向けた「自分なりの新たな勉強のペース」を確立するしかありません。

なかなか難しい壁ですが、ここで泣き言を言っていても始まりませんよね。 忘れては覚え、覚えては忘れを繰り返しながら、泥臭く前に進んでいくしかないようです。

複数科目の並行学習、本当に厳しいですが……全国の同志の皆さん、なんとか一緒に頑張って乗り切りましょう!とりあえず今日も、机に向かう自分だけは褒めてあげようと思います。


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